・インフルエンサーは同じことを何度も言う
・それはまだ伝わっていない人がいるから
・話を聞いた人もその話を忘れている
・一般人であっても伝えるには同じことでも何度も発信すべき
先日、SNSで株クラの人々がこのような話をしているのを見ました。
インフルエンサーが同じことを何度も言う理由
まだ情報が届いていない人がいる
インフルエンサーが言ってること、あれ?前も聞いたなとか、何回もこの話してるなとか思うことありますよね。
しかし、あなたには何度も聞いた話でも常に「初めて聞く人」がいるのです。
その人にとっては「一回目」です。
そして、まだ情報にリーチしていない、情報にたどりついていない人たちがその陰には存在します。
その人たちは一度もその話を聞いていませんから情報にたどりついていない人に向けて話しているのですね。
あなたが初めて聞いたその日の前にすでに何十回も同じ話をしている
キングコングの西野さんが先日、「聞いたことある話をしないで新しい話をしてほしい」と言う意見に対してこのように返していました。
「あなたがその話を初めて聞いたその時、その話はすでに何十回も何年も前からしている。あなたがまだその情報にたどりついていない時、何度も同じ話を聞かされた人がたくさんいる。あなたもまだその話を聞いていない、たどりついていない人のために我慢してあげたらどうか?あなたがされたように」
と言う形で返していました。
これはホントに重要で、例えば両学長に出会って人生変わりましたと言う人がいますが、まだ出会っていない人もいるのです。その人たちのために今日も繰り返し同じことを発信しているのです。
全知全能の神でない限り、誰でも最初は初心者です。そのことを知る前は同じ様に「知らない人」だったわけです。
初学者、初心者には親切にしましょう。それは、その人たちのためだけでなく自分のためでもあるのです。初心者に排他的な業界、コミュニティは必ず衰退します。
初学者、初心者は過去の自分です。そう思えば親切になれるでしょう。
人は人が話したことを意外と覚えていない
そして、もう一つの理由としては、人は一度聞いた話を全て覚えているわけではないと言うことです。
メンタリストのDaiGoさんは、自身のTwitterを使ってこの様な実験をしてみたそうです。
過去のツイートと全く同じものをチョコチョコ出してみたらどう言う反応があるか。
実は、そう言った指摘は全くなく、過去ツイートしたときと同じ様な新鮮なリアクションを受けたそうです。
このことからDaiGoさんは「過去のツイートなんて誰も覚えてないんで同じ話を何度もしていい」と述べています。
自分も本業ではお客さんに説明することが多いのですが、3分前にした説明を「これってどういうこと?」って平気で聞いてくる人は結構います。「今話したやん」と思うのですが、この様に対面で話していても伝わっていないことがザラです。
そう、結局、伝えたいことは伝わるまで何度も発信するのが重要とインフルエンサーは知っているのです。
あなたの言ったことは誰も覚えていない
僕らの様な一般人であればなおさら繰り返し同じことを発信しても良いのです。「これ1回言ったからなー」なんて躊躇はいりません。なんせ誰もあなたの言ったことを覚えてないのですから(失礼!)。