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ミニマリストになりたい人が絶対読むべきオススメ本5選

悩みびと
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ミニマリストになりたい〜、でもどうすればいいのかわからない  

ここ数年で急激に注目を浴びているミニマリスト。

なるべく必要最低限のモノを所有することでより効率的に、さらに精神的に自由に生きようとするスタイルです。

こういったスタイルに憧れる人は多くなっています。
しかし、とっかかりがわからないという人が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ミニマリストを目指している初心者が考え方を学び、最初の一歩となるべく、厳選したオススメ書籍をご紹介します。

読めば必ず参考になり、ミニマリストへ踏み出すあと押しとなる本たちです。

この記事を書いている僕は新卒でブラック企業に入社。心身限界で転職しその後、起業。今は中小企業経営者として黒字経営を続けています。ミニマリストを志し、所持品を1/3に減らしました。

この記事のザックリまとめ

この記事ではミニマリストに興味を持った初心者が読むべき本を5冊紹介しています。

ぼくたちにもうモノは必要ない

ミニマリストを浸透させた決定的な本

ミニマリストを世に浸透させたといっても過言ではない、佐々木典士さんの名著です。僕はこの本でミニマリストを知りました。

内容はかなり衝撃的です。

汚部屋に住んでいた編集者である著者が、モノを管理できず自己嫌悪に陥る日々から脱却するために次々とモノを捨てていき、捨てるたびに気持ちが軽くなっていきます。ミニマリストになることで生き方が劇的に好転し、余計なモノを背負わないことで今の仕事や生活に集中できるというミニマリストのメリットがよくわかります。

最終的にはテレビもソファも本棚もすべて手放し、ガランとした部屋に小物入れを机がわりに暮らしています。著者いわく”修行僧気分”で生活しているということです。

この部屋の光景はミニマリストのアイコンとして、時には揶揄されたり、原理主義的な過激なフォロワーを生み出しました。

しかし、佐々木さんの例はかなり極端に振り切っているので、野球選手で言うならイチロー選手レベルでしょう。初心者はまず「草野球で活躍できるレベル」を目指せば良いので、この本からミニマリストのエッセンスを学びましょう。

ミニマリストを理解する入門書としては最適です。

掲載されている写真を見るだけでもミニマリストのエナジーをビンビン感じるでしょう!

・かなり振り切ったミニマリストである
・いわゆるミニマリストがどう考えているのかエッセンスを学べる
・写真だけでも見る価値大!

ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版 (ちくま文庫) [ 佐々木 典士 ]
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「 何にもない部屋」で暮らしたい

ミニマリストの部屋の具体例を集めた本

「ぼくたちにもうモノは必要ない」では佐々木さんというミニマリストを深掘りしていきました。

この本はそういったミニマリスト10名の実際の部屋や暮らしぶりがレポートされています。

独身者から家族もちまで多種多様な家庭事情を持った人々が紹介されていますので、誰でも当てはまる人がいるのではないでしょうか?

この中では注目は小豆さん。旦那さんもいて二人の子持ちという、普通ならモノは増え、散らかり放題になりそうですが、ミニマルな状態をキープしています。正直いって羨ましいです。

とにかくモデルルームのようなそれぞれの部屋の写真だけを眺めているだけでもとても楽しいですし、モチベーションが上がりますよ!

・ミニマリストの具体例が10例紹介されている
・独身から家族もちまで、参考になる人が必ずいる
・写真が楽しい

「何もない部屋」で暮らしたい ミニマルに暮らす10人の生活デザイン /宝島社/ミニマルライフ研究会
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わたしのウチにはなんにもない

ミニマリストになる過程をマンガで描いた良書

「『何もない部屋』で暮らしたい」でも登場した漫画家のゆるりまいさんのコミックです。

もともとモノが多すぎる家で3世代同居で暮らしていた著者が、東日本大震災でモノや家具が凶器となって襲い掛かる体験をし、モノを手放す決心をします。

しかし、同居する母親や物のない時代に育ったおばあちゃんの「捨てるなんてモノを大切にしていない!」攻撃に阻まれながら、ミニマルな生活を獲得していきます。

「もったいない」、「いつか使うから」で紙袋や包装紙を取ってあるなどはあるあるなのではないでしょうか。
いつ使うねんそれ!

家庭を持っていて家族の理解を得たい人には非常に参考になるのではないでしょうか。

なによりマンガなので読みやすい!
さらっと読みたい人には最適です!

・ミニマリストになるキッカケから過程、結果までが描かれている
・家族の理解を得るためにやったことがよくわかる
・マンガで読みやすい

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります/ゆるりまい
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人生がときめく片付けの魔法

”片付けの変態”こんまりメソッドはリバウンドなし

今やアメリカなど海外で大人気、Netflixで冠番組が制作されるほどその片付けメソッドが指示されている「こんまり」こと近藤麻理恵さんの不朽の名著です。

「ときめき」が注目されがちですが、片付けをステップごとに分け、体系的な方法を示しています。誰でもできるくらいの実践レベルに落とし込んでいると言っていいでしょう。

その片付けメソッドのリバウンド率は驚異の0%(!)です。(出版当時)

・場所ごとに片付けるな、モノごとに片付けろ

・片付けには順番がある

・片付けは祭

・片付けはモノの定位置をすべて決めた瞬間がゴール

・「いつか使う」は一生来ない

などパワーワード満載です。

これまで「名前は知っていたけど、読んでなかった」という人はぜひ読んで欲しいです。

この本に従って片付けていけばミニマリストにグッと近づくでしょう。

・片付けを体系的に「誰でもできるレベル」に落とし込んでいる
・アタマに直接響くパワーワード連発
・ミニマリストになるための具体的な第一歩を踏み出せる本

自作の小屋で暮らそうーBライフの愉しみ

部屋すら自分で作る究極のミニマリスト

普通のミニマリストを通り過ぎて安い土地を買ってそこに小屋を建て生活自体を必要最低限まで落とす。これが著者の高村友也さんの実践している Bライフです。

BライフのBは”Basic”のBとのことです。まさに必要最低限の生活。

水場の確保から排水、ソーラーによる発電やコンポストトイレの自作まで、とにかく自力で最低限の生活を送りますここまでくるとミニマリストというより、開拓者という感じです。

もちろん小屋も狭いのでモノなどほとんど置けません。ミニマリストの最終形態という感じですね。

さらにこの本のすごいところは小屋を建てて住むにあたっての税金や社会保険料の話から、建築基準法などの法律についても触れられているところです。

非常に極端なライフスタイルなので、やるかどうかは別として、やろうと思えばできるんだと思えるのは大きいでしょうね。

ぶっちゃけ男子なら、一度はこんな秘密基地的生活は憧れたでしょう。

ちょっとぶっ飛んだ本ですが一読の価値ありです!

・やりすぎ究極形態のミニマリスト
・自作の小屋を建ててそこに住むBライフという生き方を実践
・真似したくないけど憧れる不思議な魅力

まとめ:ミニマリストを目指すならどの本も読む価値あり!

以上が、ぼくがオススメするミニマリストを目指す人が読むべき本5選です。

ぜひ、読んでもらって、ミニマリストへの第一歩を踏み出していただけたら嬉しいです!