マセリョウジです!
こんなふうに自分が過去に行ったことによって現在の自分の悩みがあるんだと悩んでいる人に過去は変えられるという考え方をご紹介します。
この考え方は脳科学者の苫米地英人さんが提唱しています。
時間は未来から現在、過去へと流れている
過去とは現在から見た過去の出来事の解釈に過ぎない
過去や現在に囚われることはなく未来の自分は変えていける
時間の流れは未来→現在→過去
過去の結果が未来ではない
過去の出来事の積み重ねによって現在を作っているというのが一般的な考え方ですが、実は過去と現在や未来とは因果関係がないというのがこの考え方です。
そう思いますよね。
時間は未来から過去へと流れている
時間は過去から未来へ流れているのではなく、未来から過去へ流れている。
つまり、川の流れに例えると、川上が未来で、未来から水が現在まで流れてきて過去という川下に流れていきます。
例えば、川上から青いボールが流れてくる。
ボールを掴んでも掴まなくても良い。あなたはそれを掴むという選択をする。
次に赤いボールが流れてくる、その時に「俺が青いボールを掴んだから赤いボールが流れてきたんだ!」って川の真ん中で叫んでたらどう思いますか?
そうです。未来から流れてくるのが赤いボールか青いボールか現在の自分とは因果関係がないのです。
もう少し具体的に説明します。
過去というのは現在から見た過去の出来事の解釈でしかない
解釈によって過去の出来事は良くも悪くもなる
もし、過去が現在や未来を作っているのだとしたら、
「あの時、あの大学に入らなかったから希望の会社に入れなかった」
「あの子とあの時、付き合えなかったから今も独身なんだ」
と変えられない過去に悩み続けることになります。
しかし、
「あの大学に入れなかったから、起業して経営者として成功した」
「あの子と付き合えなかったから、今の奥さんと出会えた」
と、現在の状態によって、後悔していた過去の出来事が、現在の素晴らしい自分に到達するための過程であったというポジティブな記憶に変換されます。
つまり、過去とは現在から見た過去の出来事の解釈に過ぎないのです。
未来にはたらきかけることによって過去は変わる
結局、「過去が現在から見た過去の出来事の解釈」である以上、過去(未来から見た過去である現在も含めて)を変えるには未来へはたらきかけることが必要です。
なりたい自分やこうでありたいという理想が実現できれば、嫌なことだと思っていた過去もポジティブに解釈できるようになるでしょう。
少し難しい考え方かもしれませんが、川が流れている様子をイメージして「過去は現在から見た過去の出来事の解釈である」ということをとにかく理解していただければこの考え方の骨子は掴めると思います。
逆にいうと自分の理想的な未来が川上にあるのだとするとその川上から繋がる「現在の自分が今やるべきこと」が見えてくるということでもあります。
最後に、この考え方は過去や現在の積み上げが無駄ということではありません。未来が先にある、未来志向で考えるということは、過去や現在にかかわらず、未来は自分のなりたいように自由に変えられるということです。
時間は未来から現在、過去へと流れている
過去とは現在から見た過去の出来事の解釈に過ぎない
過去や現在に囚われることはなく未来の自分は変えていける
面白い考え方だなと思ったので紹介しました!
詳しく知りたい人は苫米地英人さんの著書をお読みください!