起業したら大切にすべきこと【フリーランス個人事業主必見】

いざ起業したら不安がたくさん。伸びない売り上げ、来月の仕事は真っ白、なにかいい方法はないか血眼になって調べる。

そんな状況を想像するとゾッとしますよね。

今回はそんな厳しい起業したてやフリーランスの方々が大切にするべき心構えについて解説します。

これから、起業しよう、フリーランスで頑張ろうと思っている方にも参考になると思います。

安売りはしない

値付けをするのは自分自身

起業したり、フリーランスになったら商品や仕事の値付けをするのは自分自身です。

実は値付けは一番難しいと言っても過言ではありません。

会社にいた頃はあらかじめ料金が決まっていたことを人件費や原材料費、ロスになる可能性など、原価を考えて利益が出るように値付けをします。

自分の商品や技術に値段をつけるのは非常に難しいです。

自分の価値を下げない

そうやって悩んで悩んでつけた値段。

売れ行きが悪い、売れないとなると下げたくなるでしょう。

しかし、それは悪手なのです。

なぜなら値段を下げるということは自らの商品価値を下げていることに他ならないからです。

下がった価値のものに高い金を払おうとする顧客はつかないのです。

売れない→安くする→値段で価値を判断する「質の悪い」客がつく→安くしないと売れない

無限ループにハマってしまいます。

ただ、戦略的に安価もしくは無料で知名度を上げてから、優良顧客だけを取り込むやり方もあります。あくまで安易な値下げはやめましょうと言っています。

値段以外の価値を提供する

値下げがダメならどうすればいいんだよ！そんな声が聞こえます。

とにかく価格競争をしてはいけません。いつか疲弊していきます。

値段以外の価値を提供しましょう。

「なんだそんなことかよ」と思うかもしれません。

でも実践できてる人は少ないです。どうしても目先の売り上げに目がいってしまうからですね。

やり方としては、細やかなフォロー、価値を伝えるための顧客教育や定期的な接触など商品のクオリティ以外にも様々なやり方が考えられます。

しかし、何をすればいいのかはあなたが自分で考えるしかありません。

そうやって価格以外の価値を与えることができれば、例えばどこでも買える市販の商品を定価であなたから買う、そんなことが起こり得ちゃいます。

僕は値下げをせずむしろ年々値上げをしています。それでも僕の会社を選んでくれる、そのような顧客を相手に商売できれば最高ですよね。

そんな考え方の参考になった書籍を１冊紹介しておきます。

具体例も出でてますのでわかりやすいかと思います。

 

最後に

商品の価値は価格では決まりません。「顧客が価値を感じたものが価値」なのです。

それが感じられなければ100円でも高いし、感じられれば10万円でも喜んで払うということです。

顧客に価格以外の価値を提供する、それができて商売人としては一人前になっていくのだと思います。

価格だけならディスカウントストアや大手の圧勝ですもんね。

起業したては不安ですがブレずに頑張れば道は開けますよ！