仕事術

仕事でイライラしない方法(原因自分論)

こんにちは、マセリョウジです。

今回は仕事をする上で役立つ原因自分論をオススメしたいと思います。

リベラルアーツ大学の両学長が提唱していた原因自分論、この考え方は仕事をしていく上で非常に重要です。僕もこの考え方を取り入れるようになって仕事でイライラすることが少なくなりました。

原因自分論とは

原因自分論とは、起こった事象や置かれた環境は全て自分自身の選択によって導かれたものであるとする考え方です。

例えば、パワハラが蔓延する職場で疲弊する人、この原因はパワハラをする上司でもなく、パワハラ体質を容認する会社でもなく、このような環境に身を置くと言う選択をした自分自身にあるのです。

一見、全部自分のせいかよ、と残酷な考え方に見えるかもしれません。

しかし、上司が変わるのを待つ、会社の体質が変わるのを祈る、それで現状が好転するでしょうか?原因を他人(上司や会社)に求めるとはそう言うことです。

原因自分論は原因である自分自身が改善することで問題の解決が可能です。
つまり、問題解決のイニシアチブを自分が握っています。これは、気分的にもかなり楽なんですね。なにせ自分が動けばどんどん改善していくわけですから。

ちなみにこの場合、僕ならとっとと転職しますね。自ら環境を変えます。このような場所で疲弊しながら人生を浪費するのはゴメンですね。

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他人に生殺与奪の権利を握らせてはいけない

ところが、原因他人論は問題の解決のためには、原因である他人を変える必要が出てきます。これは、問題解決のイニシアチブを他人に握らせてしまっています。
さらに、他人を変えることは非常に困難です。自ら困難な道に足を踏み入れているのです。

おおげさに言えば(仕事上での)生殺与奪を他人に握らせていると言えるでしょう。

具体的な仕事への落とし込み

僕がやっている仕事への落とし込みの具体例を挙げます。

部下の客先対応で当然確認すべき項目を確認していなかった、そのせいで仕事が止まってしまった。

以前の僕は、

リョウジ

なんでやってないんだよー。普通わかるだろ〜。

という感じでプンスカ怒っていたでしょう。

しかしこれは非常に悪手なんですね。

・イライラすることで部下は萎縮する

・問題の解決につながっていない

・再発防止の改善をしていない

このように問題解決が進まないばかりか部下のモチベーションも下がっています。

現在はこのような思考になっています。

・「まあやってくれるだろう」とぼんやりした指示しかせず具体的な指示をしていなかった自分のミス

・とりあえず傷を浅くするために今できることをする

・再発防止のため、人の方ではなくシステムの方を改善する

そして、部下にはこう伝えます。

リョウジ

どうも〜。マセリョウジです。

すると部下は、

部下ちゃん

こちらこそ気づかずにすみません。

と言って、改善策にも前向きに取り組んでくれます。モチベーションの低下もありません。

イライラが減った

以上のように考えることで、コトが起こった時、まず自分に目を向けるようになりました。

自分の行動ベースで考えるので、自分の行動の結果としての他人の行動ということになります。これにより他人を責めるということがグッと減りました。

結局、他人が期待した行動をしないからイライラしていたんですね。

そこを自分の行動の結果が、他人の行動を生み出していると考えれば、反省点としては自分の行動に目を向けるだけで良いですね。

自分の行動を改善すれば、未来も改善していきます。

他人が自発的に(自分の都合のいいように)変わることを期待してイライラするよりは、よっぽどいい方向に行きやすいですよね。

自分の行動にフォーカスすることでイライラが減る

自分が改善すれば未来も良くなる

これが原因自分論の僕なりの本質かなというところです。

皆さんもイライラせず楽しく仕事できるように原因自分論を取り入れましょー。