どうも〜。マセリョウジです。
今回は立ち位置を定めることの弊害についてお話しします。
立ち位置を定めるのは重要
自分の立ち位置をしっかり定めるのは重要なことですね。
自分の立ち位置が定まっていないと、何かを評価する時に評価軸がブレてしまいますね。
例えば、「本は電子書籍より紙派や!」などと立ち位置をしっかり決めると判断の軸が一本通ります。
欲しい本があったときに、ちょっと電子書籍が安かろうが、値段にかかわらず紙の本を迷わず買えますね。
立ち位置にこだわりすぎる必要はない
しかし、人間は立ち位置を定めすぎるといつしかそこに固執するようになってしまいます。
最初は、「電子書籍は、何冊も同時に広げられない、パッと見の検索性が悪い、本の物理的な位置で内容の記憶ができない」などと、紙の本が優越する理由を考えて、「紙の本がいい」と結論付けたはずです。
ところが、立ち位置を定めてしまったばかりに、「こうでなくてはいけない」というように変貌してしまうことがあります。
つまり、どんなに便利そうなシステムやガジェットが出ても紙の本以外はとにかく認めない!と、かたくなになっちゃうんですね。
論理的判断から感情的判断へ変化してしまう
論理的に立ち位置を決めたはずが、「俺はこうだから」と他の立場を認めなくなります。つまり、いつの間にか、論理ではなく感情で判断してしまってるんですよ。
もしくは、思考停止してしまってます。「俺はこれでいくんだ、だから他は分析も判断もしない」と。
こうなると、柔軟性が無くなります。
新しいモノや多様なモノに触れたり、手にするチャンスが失われますね。
新しいモノを思考停止で拒否することは衰退
皆さんの上司なんかでもうゴリゴリに固定観念定まってしまってる人いませんか?
合理的に考えたらメールでいいのに、
「いや、紙の書類で提出しろ」
とかいう人ですね。
あれも一度立ち位置を定めてしまったがために新しいものややり方を評価することを放棄してしまっているのです。
そうなると進歩がなくなります。進歩がなくなれば、わかりますよね?
現状維持は衰退です。
いわゆる「老害」的な頑固さを持たないよう(若い人でもいる!)にしたいところです。
あまり、一度決めたからといって立ち位置に固執することなく、柔軟にいろんなモノを取り入れていきたいですよね。
それではまた!